刈宿(かりやど)古屋敷

常福寺の大仏

 

2016年7月11日撮影


◆別名:

 

◆所在:

西尾市刈宿町出口

 

◆交通:

 

◆歴史:

長徳年間(995年~998年)頃、源満国は勅命に背き、この地に流罪となった時に『この地は仮の宿である』と言った事から刈宿の地名が付いたと言われている。

 

屋敷を築いたのは荒川氏と伝わるが、時期などは不明。

おそらく荒川城を中心として勢力を誇った荒川氏の一族が、分地して築いた城館だと思われる。

 

◆現在:

常福寺は、満国が亡き母の菩提を弔うために建立した寺で、途中火災で焼失などを繰り返してはいるが、大仏が鎮座している。

屋敷は常福寺と、西側に建つ熊野神社の間にあったと思われるが、遺構などは存在しない。



常福寺の北西には熊野神社が残る。