◆所在:
西尾市吉良町岡山砦山
◆交通:
国道23号線バイパスの西尾東インターを降り、県道383号線を南へ向かう。
3キロ程進んだ先で県道318号線と交差する、宅野町田貝の信号交差点を左折して矢作古川を渡り、橋を渡った先500m程にある下り坂を降り切った南側の小高い地が城跡。
◆歴史:
西条城を治める西条吉良家4代満義 の五男である満康が岡山に城を築いたのが始まりとされる。
その後、室城主の富永忠元が管理したとあるので、東条城の吉良家の支城としての役割を持っていたと思われる。
松平元康が三河を統一し、徳川幕府を開いた後も館として機能はしており、吉良義弥の次男である弥
清が在住し、岡山八兵衛を称したとされる。
◆現在:
山林となっていて、遺構などは確認できない。